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シミの敵は紫外線
シミやたるみ、そばかすのない美しい肌は女性の永遠の憧れであろう。
しかし、年齢と共に顔の筋肉がたるみ、シミやそばかすが出てくることは、どうしても避けられない。
そもそも、シミやそばかすはどうして出てくるのだろうか?
シミの原因の最たるものが紫外線である。
肌はメラノサイトでメラニン色素をたくさん造って表皮角化細胞に供給し、それが傘のような役割をして紫外線から受けるダメージを防いでいる。
そして通常は、メラニン色素は角質や垢とともに排出されるが、しかし紫外線を過多に受け、メラノサイトが活性化されると、過剰なメラニン色素を作り出してしまう。
この過剰なメラニン色素は、排出しきれずに残ることとなる。
これがシミなのだ。
この他、肝臓や卵巣の働きの低下、精神的動揺やストレス、生理前や妊娠中、ピル服用中などの状況下では、女性ホルモンがメラノサイトを刺激してシミを濃くする、または肌が紫外線に対して敏感になっているのでシミが出来やすくなると言われている。
さらに、顔にできたニキビやかぶれなどの、皮膚の炎症がそのまま肌に残り、シミとなることもある。
そして、ストレスもシミの原因と言われている。
ストレスがメラニンを作る細胞を刺激してしまうこともあると言う。
偏った食生活もシミの原因となる事も忘れてはいけない。
アンバランスな食生活で体質が酸性に傾いてまい、カフェインの取り過ぎなどによってメラニン色素が出来てしまう事もあるのだと言う。
これらが単独でシミの原因となる事もあるが、二つ以上が重なりあってシミを作る事が多いのだ。
いづれにせよ、紫外線はシミが出来る共犯者となり得るものなのだ。
シミを防ぐためには、ほぼ1年間の多くの期間、紫外線から顔などの露出している部分の肌を守る事が重要となる。
夏になる前には、それほど日差しが強くないから大丈夫、と油断してはいけない。
春から夏にかけては、日増しにシミの原因となる紫外線が強くなってくる。
しかし、陽光が気持ち良く感じられる時期でもあるので、ついシミの予防となる紫外線対策を忘れて外へ飛び出して行きたくなってしまう。
また、美しい花々が咲き競う時期でもあるので、長時間、シミの原因となる紫外線を浴びてガーデニングに熱中するなどと言う事もあるだろう。
一方、梅雨入り前までは空気も乾燥し、風の強い日もある。
紫外線対策を忘れ、乾燥した風にさらされた肌は大きなダメージを受けてしまう事になり、濃いシミのできる原因ともなってしまう。
まさに、春から夏にかけては肌のトラブルを防ぎ、シミが顔に出来ないようにするためには、最も注意したい時期と言えのであろう。
野外活動やガーデニングはもちろん、近くまでの買い物、犬の散歩、ベランダで洗濯物を干す時まで、しっかりと日焼け止めを塗り、日傘を利用する等、シミが出来ないようにしっかりと紫外線対策に努めたいものだ。
ところで、1年のうちでいつ頃が、紫外線の量が一番増えるのだろうか。
それは、6月夏至の頃がピークとなり、意外にも4月・5月は7月8月とほぼ同じ紫外線量である事にご注意いただきたい。
シミを作らないためには、この時期、最大限注意する事が重要なのだ。
4月から8月にかけては、なんと12月の6倍もの紫外線量になるのである。
紫外線量は天候や雲の量により左右される事も知っておきたいもの。
空に雲一つない晴れた日は気持ちが良いものだが、シミを防ぐには、最も注意が必要な天候であると言えるだろう。
時間的には陽が高くなる10時〜14時がピークである。
日の出後、日の入り前はピーク時の約1/10の紫外線量なのだ。
シミを作らないためには、10時から14時にかけて、日差しをなるべく浴びないようにしたいものだ。
それから、シミを予防するのは寒い冬は関係ない、と思っている方が多いのではないかと思われるが、実はシミの原因となる昼間の紫外線は冬でも、真夏の朝や夕方の紫外線と変わらない。
それどころか、多い時だってあるというから驚きである。
まさにシミを作らないための紫外線対策は、1年を通して必要と言う事が言えるだろう。
また、日差しが強くないと思う時は、長時間日差しを浴びても大丈夫だろう、シミはできないだろうと言うのは大きな間違いなのだ。
思いがけないほど大量のメラニン色素が肌に残る事となり、シミの発生する原因となってしまうのだ。
さらに、肌が赤くならなかったのでダメージはなかった、シミは出来ないだろうと安心してはいけない。
赤くならないとしても、肌は大きなダメージを受けているものなのだ。
自分はUVケアをしっかりとしているので肌はダメージを受けてないと思うのも大きな間違。
いくら日焼け止めを塗って帽子をかぶって日傘をさしていたとしても、完全に紫外線を遮る事は出来ないのだ。
可能な限り、日差しを長時間浴び事は控えたいものだ。